1997年01月31日

アルバム「roka」

 今日、遊佐未森さんのニューアルバムを探しに町へ出た。発売日の前日ではあるが、過去の経験からして前日に店頭に並んでいる確立は非常に高い。その思いを胸に、アルバムを予約した店へと急いだ。
 店に到着して、カウンターへと向かう。予約したときに控えとしてもらった紙を差し出すと、店員のおねえさんは一枚のCDを提示して確認をしてきた。それは、まぎれもない「roka」であった。小生は、喜び勇んで自宅への道を急いだ。
 早速、表紙を眺めてみる。SCDのジャケットと同じ撮影場所で撮影したであろう写真に一本の虹が付け加えられていた。中の写真もみてみると、一曲目から5曲目までの写真は一本の道を遊佐さんがだんだん近づいてくるようになっている。ほかの写真も、きれいに取れているが、中でも『アネモネ』のところに写っている遊佐さんが印象的であった。
 「roka」の中で、小生が気に入った曲は、まず『ロカ』である。アルバムを聞きはじめるにあたって、とても入りやすい曲ではないかと思う。とくに、さびの部分の「〜、はっ!、〜」という合いの手(?)などは、思わずのってしまいそうになる(笑)。
 次に『クローバー』。これはシングルでは英語で歌われた曲である。小生自身の意見としては、英語の歌詞の方がメロディーにあっていると思う。しかし、これは最初に英語で聞いたからかもしれないが・・・。
 それから、『ハモニカ海岸』。この曲も、とてもゆったりと流れるメロディーがとても気に入っている。
 そして、『テーブル・エンド・エンジェル』。この曲の歌詞は、紅茶ずきの小生にとって理解しやすいものであった。くわしくは、『紅茶のちょっといい話』を見ていただけば理解してもらえると思う。
 最後に『アカシア』。この曲も、静かな曲で、歌詞も、メロディーもいい。また、過去の遊佐さんの曲にはない歌いかたではないかと思う。
 アルバム全体を通していえることは、「ん?、どこかで聞き憶えのある曲だなー」ということである。じっくり考えてみると、これは今までの遊佐さんが出してきたアルバムの中に似たような曲があるのである。しかし、だからといってこのアルバムが2番煎じであるわけではない。過去の遺産を受け継ぎつつも、あらたな世界を築いているのである。いよいよ、3月のコンサートが楽しみになってきた。

chinomaki at 23:00│Comments(0)TrackBack(0) CD 

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